運転支援と自動運転車
車線維持支援、アダプティブクルーズコントロール、自動緊急ブレーキといった運転支援技術は、ますます一般的になっている。カナダ運輸省によると、自動運転車はカナダでは市販されていない(Transport Canada)。
安全当局の見解
- 運転支援は運転者の代わりにならない。 カナダ運輸省によると、これらのシステムは運転者を助けるよう設計されているが、運転者に取って代わることはできない。運転支援技術が作動していても、運転中は注意を怠らず、運転に関与し続ける必要があるという(Transport Canada)。
- 運転者が責任を負い続ける。 イングランド、スコットランド、ウェールズ向けの道路交通規則(Highway Code)によると、クルーズコントロールや車線維持支援などの運転支援機能は運転の一部を担えるが、運転者は常に運転に責任を負う必要がある(The Highway Code)。
- 名称はまちまちである。 カナダ運輸省によると、メーカーは車両のシステムに標準的な用語を使うとは限らず、自動的に作動するシステムもあれば、オン・オフの操作が必要なシステムもある(Transport Canada)。
- 操舵や速度の支援は自動運転ではない。 カナダ運輸省によると、操舵とブレーキまたは加速の両方を支援し、Autopilot、ProPilot、Highway Driver Assist などの名称で販売されているアクティブ運転支援は、自動運転システムではなく、運転者が積極的に運転に関与する必要がある(Transport Canada)。
- システムには限界がある。 システムによっては、特定の条件下、たとえば一定の速度の範囲内、車線が見えている場合、路面標示が明瞭な場合にのみ作動することがある(Transport Canada)。
- 自動運転車は異なる。 道路交通規則によると、自動運転車が有効な状況下で自ら運転している間、運転者はその運転について責任を負わないが、常に制御を引き継げる状態にあり、車両から促された際には引き継がなければならない(The Highway Code)。
- 無人運転車は一部の地域で許可制の下で運行される。 カリフォルニア州車両管理局(DMV)は、安全運転者同乗の試験、無人試験、展開の3つの許可区分の下で、メーカーに自動運転車の試験と展開を認めている(California DMV)。
できること
- 自分の車両を知る。 公道で使用する前に、技術にできることとできないことを把握し、取扱説明書を読んで、機能や限界を含む車両のシステムについて理解しておく(Transport Canada)。
- リコールを確認する。 GOV.UKでは、重大な安全上の問題により車両、部品、付属品がリコールされたかどうかを確認できる。車両に重大な安全上の欠陥がある場合は、メーカーが対応を知らせる書面を送付する(GOV.UK)。
- 欠陥を報告する。 GOV.UKを通じて、負傷を招くおそれがある場合に、車両または付属品の重大な安全上の欠陥を報告できる(GOV.UK)。
- 自動運転車の問題を報告する。 カリフォルニア州の公道で運行されている自動運転車に関するインシデントや安全上の懸念はカリフォルニア州DMVに、自動運転車に関する安全上の苦情は米国道路交通安全局(NHTSA)に報告できる(California DMV)。
出典
- What you need to know about driver assistance technologies、カナダ運輸省。
- Active driving assistance、カナダ運輸省。
- The Highway Code: Introduction、GOV.UK。
- Check if a vehicle, part or accessory has been recalled、GOV.UK。
- Vehicle recalls and faults、GOV.UK。
- Autonomous Vehicles、カリフォルニア州DMV。
- Report an Autonomous Vehicle Incident or Safety Concern、カリフォルニア州DMV。